パブやビヤハウスの営業時間
イギリスのパブやビヤハウスにおける営業時間の制限は、民衆をアルコールの弊害から守ろうとする社会理念に支えられていたが、目本の遊廓における時間管理は、非人道的奴隷制度を近代的な時間制の下で強化するに役立つだけでした。
それはともかく、近代社会は生産と消費、労働と娯楽を時間的にも空間的にも分離することによって、夜の時間をつくり出し、人びとの生活史に一大変化をもたらした。
夜の時間が日常の暮らしのなかでしだいに大きな部分を占めるようになるのは、19世紀中ごろ以降のことで、夜の歓楽街の出現、イル、ミネーションにゆれる赤い灯・青い灯が新しい都市丈化の象徴となるのもそのころからです。